スパイス料理を作ろう!簡単キーマカレーとタンドリーチキンの作り方
私はスパイスカレーが大好きです。
もう好きすぎて定期的に深夜高速バスを使ってスパイスカレーの本場の大阪まで行って、片っ端からスパイスカレー屋を巡っているほどです。
スパイスカレーにハマって色んなお店を食べ歩いているうちに、それだけじゃ飽き足らず自分でスパイスカレーを作ってみたいと思うようになりました。
でもスパイス料理ってスパイスの種類も多いし、その丁度いい比率を測るのも難しいし、料理の中では割とハード設定だと思うんですよね。
なので今回は色々作ったものの中から、簡単で美味しいと思ったレシピを2つ紹介していきたいと思います。
スパイスの種類について
まずは今回使うスパイスから簡単に説明していきます。
インデラ缶のカレー粉
私がスパイスカレーを作るときに味の支柱にしているスパイスです。
既に色々なスパイスが配合されているので、これを使えば簡単に本格的カレーを作ることができます。
あの料理通のタモリさんも使っているそうですよ。
パクチーの種子を乾燥させすり潰して粉末状にしたスパイスです。
パクチーの葉のような独特な香りはしません。
カレーに深みを与えてくれます。
役割でいうと香りづけですかね。
カイエンペッパー
チリペッパーやレッドペッパーなど様々な呼び名がありますが、要は唐辛子を粉末状にした辛味付けのスパイスです。カイエン種はその中でも特に辛い種類です。
辛いのが苦手なら入れなくても大丈夫です。
カルダモン
とても気品溢れる香りを放ち、『スパイスの嬢王』なんて呼ばれています。
このスパイスを入れることによって後味が非常にスッキリとします。
よくチャイに使われているスパイスですね。
役割としては香り付けです。
最近ではラーメン屋に置かれることも多く、かなり馴染み深いスパイスになってきたんじゃないですかね?
こちらはミックススパイスで、入れるとさらにカレー感が増します。
さぁでは実際に作っていきましょう。
キーマカレー
用意するもの
具材
・チューブ生姜 小さじ1
・チューブにんにく 小さじ1
・玉ねぎ 大2個
・トマト缶(カットタイプ) 200ml
・ヨーグルト 80ml
・牛豚挽肉 250gくらい
スパイス
・カレー粉 小さじ2
・コリアンダー小さじ2
・カルダモン 5粒
・カイエンペッパー小さじ1
後入れ
・ガラムマサラ 小さじ2
・塩小さじ1
まず玉ねぎを全てみじん切りにします。
大2個は割りと量あります。
鍋にサラダ油を大さじ2ほどしいてチューブにんにく・生姜を炒めます。
香りがフワッとしてきたら焦げる前に玉ねぎをドバッと入れます。
みじん切りが粗すぎたので木ベラで潰しながら炒めていきます。
飴色クタクタになるまでしばらく炒めましょう。
炒まったらトマト缶とヨーグルトを入れます。
混ぜ合わして、挽肉を投入。
ある程度肉の色が変わったら、後入れ以外のスパイスをぶち込んでいきます。
上から時計回りにカイエンペッパー、コリアンダー、カレー粉です。
真ん中のタネみたいなのがカルダモンの種子です。
そして水分が飛ぶまでひたすら煮込んでいきます。
水分がある程度飛んだらガラムマサラと塩を入れていきます。
そして仕上げに水分をさらに飛ばしたら完成です。
それっぽく盛り付けてみました。
このキーマカレーを食パンに塗ってチーズを乗せてオーブンかけてトーストにするのも美味しいですし、ご飯と混ぜてドライカレーにするのも美味しいです。
キーマカレーは汎用性があってとてもオススメです。
タンドリーチキン
具材
・チューブ生姜 小さじ1
・チューブにんにく 小さじ1
・ヨーグルト 200ml
・鶏もも肉2枚
スパイス
・ガラムマサラ 小さじ2
・塩小さじ1
鶏肉は食べやすい大きさにカットします。
気持ち大き目が私は好きです。
切れ目を入れておくと味が染み込みやすくなっていいでしょう。
ボールに切った鶏肉を入れ、全ての調味料・スパイス・ヨーグルトも入れて混ぜ合わせます。
これを3時間ほどおきましょう。
めちゃグロですね。
そして250度のオーブンに25分かけます。
〜25分後〜
完成です。
おわりに
市販のカレーのルーって小麦粉が使われているんですけど、スパイスだけで作る料理には小麦粉が入っていません。
上手く作ればスパイス料理ってダイエットにもいいんです。
ただ、今回紹介したキーマカレーは割と脂っこいので、上手くキッチンペーパーで余分な油を落としてあげてください。
スパイスの効能・役割を知って実際に料理に使うのってとても楽しいです。
この食材にはこのスパイスを使えばより美味しさを引き出せるとか、スパイスを一つ知るごとに何だか魔法が使えるようになった気分になります。
その組み合わせ方で可能性は無限大。
突きつめていくとめちゃくちゃ奥が深いので、趣味としてはとてもオススメです!
なお、この記事は来月発売分の雑誌POPEYEに特集されないかなぁ〜と思いながら書きました。