ラジオにメールを送ってみよう!メールの書き方・便利なアプリとiPhoneの設定など
ラジオの良いところの一つって、メールを送れば誰でも気軽に参加できるところにあると思うんですよね。
わたしは2年ほどサイレントリスナーをしていたのですが、パーソナリティとリスナーがメールを通してワチャワチャ楽しそうにしているのを聞いていて
「ああ、いいなぁ〜自分も仲間にはいりたいな〜」
という思いからメールをちょくちょく送り始めました。
私はかまいたちを始め、関西芸人が好きだったので関西ローカルの
『俺達かまいたち』
『らじこ〜木曜日担任かまいたち』
『銀シャリの炊きたてふっくラジオ』
関東のラジオでは
などを中心に送っていました。
メールが採用されると、リスナーで参加しているときよりも読まれるかなーっていう楽しみも乗っかるので、より毎週の放送を待ちわびるようになりました。
あのラジオネームを読まれた瞬間のドキドキ、何にも替えがたいです。
是非、ラジオが好きだけどメールを送ったことがないという方に、あの感覚を味わっていただきたい。
今回はわたしなりのラジオへのメールの書き方をお伝えしたいと思います。
と言っても、メールの送り方は人によって様々ですので、参考程度にとどめてください。
目次
メールのフォーマットについて
ネタコーナーのメールの送り方を例に説明していきます。
まずメールを開きましょう。
文中に
住んでいる都道府県・市区町村(省略可)
ラジオネーム
※以下、ノベルティ不要であれば省略可
郵便番号
住所
本名
電話番号
と書き込みましょう。
番組、コーナーによっては都道府県・市区町村を読み上げない場合もあります。
わたしは、ラジオネームは省略してR Nと表記しています。
そしてラジオネーム以下に本文を打ち込んでいきます。
ラジオネームを本文下に表記するか、本文上に表記するか、人によってやり方はそれぞれですが、パーソナリティが読む順番で表記したほうが読みやすいとわたしは思うので、このように表記しています。
ですが番組のホームページの記入例でラジオネームを下に記入している場合があります。
その場合は指示に従いましょう。
そしてあと必須なのが件名。
ここに表記がないと、メールの選定をするスタッフの手を煩わせてしまうことになります。
件名はホームページのコーナー紹介に書いてあるか、放送中にパーソナリティがアナウンスするのでそれをそのまま表記しましょう!
ない場合は判別できる適当な件名を表記すればOKです。
まとめますと上から、
都道府県・市区町村(省略可)
RNラジオネーム
本文
※以下、ノベルティ不要なら省略可
郵便番号
住所
指名
電話番号
です。
実際の入力画面だとこんな感じ
わたしが実際に『山里亮太の不毛な議論』の『何でもランキング初見でドン』に送るときはこんな感じです。
伊集院光の深夜の馬鹿力など、ホームページの入力フォームで募集するタイプのラジオもあるのでこの限りではありません。
関西ローカルはホームページの入力フォーム募集が多いように感じます。
しかし、大体の全国ネットのラジオはメール募集なので、この通りにメールを送れば間違いないかと思います。
コーナーの締切ですが、これに関しては結構あいまいで、番組側もわざわざ明記していないことが多いです。
わたしは生放送であれば前日までに、収録放送であれば収録日の前日までに送ります。
実際生放送の場合、放送当日の昼頃までに送れば大丈夫なようですが、わたしは念のためこうしています。
録音放送の場合、収録日は番組によって様々ですが、放送日の前日に収録が行われる場合が多いように感じます。
なので録音放送の場合、わたしは放送日の2日前までに送るようにしています。
収録日に間に合わなかった!
という場合でもコーナーメールだったり、その週に合う話題で良いメールを送れていれば一週間遅れでも読まれるのであまり深く考えなくてもいいかもしれません。
メールの種類について
コーナーメール以外にも
『ふつおた』
『テーマメール』
『リアクションメール』
というものがあります。
ひとつひとつ解説していきます。
『ふつおた』
ふつおた(普通のお便り)は番組全体の感想や気付きなどを書きます。
番組の趣旨に沿っていれば、生放送が始まる直前に送っても読まれます。
件名には『ふつおた』と表記します。
絶対『ふつおた』と表記する必要はなく、自分でスタッフの目を引くようなインパクトのある件名を表記するのもいいでしょう。
『テーマメール』
基本的にリアルタイムで送るメールです。
テーマメールとは番組冒頭にリアルタイムでパーソナリティが発表する、その回の指針になるメールです。
(テーマメールのない番組もあります。また、録音で事前募集することもあります。)
発表後に件名に、『テーマメール』と書いて趣旨に沿ったメールを送ります。
または、パーソナリティが番組中に指示する件名で送りましょう。
『リアクションメール』
最後にリアクションメールです。
こちらも基本的にリアルタイムで送るメールです。
これは番組中にパーソナリティが話したことに関するリアクションを送ります。
簡単に言えば、番組中のそれまでの振り返り・感想・チャチャ入れ等です。
件名は『リアクション』です。
これも特に『リアクション』と件名に書かなければいけないということはなく、『〜について』『〜に関して』『〜の話』『〜の感想』など、内容がわかる件名なら大丈夫です。
リアクションメールは上級者向けで、わたしはほとんど読まれたことがありません。
リアルタイムで送る『テーマメール』『リアクションメール』は当然、基本的に生放送の番組にしか存在しておらず、録音放送の番組にはありません。(テーマメールは事前募集することもあります。)
録音放送は前の週にパーソナリティが話した内容を受けて、自由に件名を付けてメールを送るスタイルが主流です。
わたしが実際に録音番組『うしろシティ星のギガボディ』の前の週のスペシャルウィークの内容を受けて送り、採用されたメールがこちらです。
上記で 分類すれば『ふつおた』ですかね。
投稿に慣れてくれば、こういった決まった件名のないメールもさくさく自分で自由に表記できるようになると思います。
決められないというのであれば単に『ふつおた』で良いと思います。
色々説明しましたが、最初は気負わずに得意な分野にガンガン送ってみましょう!
ただ、やはりオールナイトニッポン・TBSジャンクなどの人気番組ともなると手練れな職人だらけで激戦となるので、自ずとその採用は極めて困難となっていきます。
最初はローカル番組から入って読まれる感覚を掴むのも手だと思います。
わたしのおすすめは、ABCラジオやFM OH!!などの大阪のラジオ番組です。
笑いの本場というだけあって、面白い番組がとても多いです。
メールを送るのに役立つiPhoneの設定
Androidの方、すいません。ここは飛ばして下さい!
iPhoneにはラジオにメールを送るのに便利な、署名という機能があります。
まずは設定からメールを選択します。
そして下の方にある署名をタップします。
『アカウントごと』と『すべてのアカウント』とあります。
番組によってメールアドレスを変えたい、ラジオネームを変えたいということもあると思います。
『アカウントごと』にすると例えばGメール、iCloudメールと使い分けられて便利なのでわたしはこっちにしています。
別に使い分ける必要はない、全て統一したいという方は『すべてのアカウント』を選択してください。
そこに固定しておきたい文章を書き込んでおきます。
そして書き込んだらデフォルトで入っているメールアプリを開きます。
右下のメール作成をタップ。
差出人をタップすると登録しているメールアカウントが表示されるので、送りたいアカウントをスクロールして選択します。
わたしはGメールで署名登録しているので、Gメールアカウントを選択します。
するとこのように自動で署名に記載した内容が打ち込まれます。
毎回共通して書き込むことを省略できるのでとても便利です。
テーマメールなどの迅速さを要するメールにはかなり役立つと思います。
そしてもう一つ、ネタメールを送るのに便利な機能が下書き機能です。
メールに本文を打った状態で、左上のキャンセルを押してみて下さい。
するとこのように下書きを削除、下書きを保存と表示が出ます。
保存を押し、下書きへいくとこのように下書きをストックすることができます。
ちょっと思いついたアイデアはとりあえず下書きに保存して、思いつく度に加筆修正をしていく方法をわたしはよく使っています。
メモ代わりに使うことができるので、個人的にとても重宝している機能です。
メールを送るのに便利なアプリ
これは定番のアプリですね。
よくビジネスに使われるアプリですが、ネタを思いついたらとりあえずここにガンガン書き溜めています。
まずノートブックというフォルダを作ります。
わたしはノートブック名を『ネタ』としています。
そして、ノートブックの中に、ノートというメモを作っていきます。
名前はコーナー名でわたしは作っています。
写真では、アルコ&ピースのDCガレージのコーナーのノートが羅列されています。
とりあえずフォルダだけ作って、通勤中、通学中、帰宅中、なんとなく時間が空いてパッと思いついたときに、スマホを使ってガンガンノートに書き込んでいきましょう!
わたしは無料プランで登録しているのですが、ネタやその他のメモを書き込むには無料で十分だと思います。
無料プランは60MG与えられます。
基本テキストのみですので十分な容量です。
そして無料プランですと、2つの端末でデータを共有することができます。
わたしはiPhoneと、キーボードのケース付きのiPadの2つで登録しています。
外で思いついたことをスマホに殴り書きして、家に帰ったらiPadで見返して清書する、といったやり方でわたしはやっています。
そして最後にコピーをして、メールに貼り付けて送信といった感じです。
最後に、番組のアドレスを間違えぬように確認してから送りましょう。
さぁ、あとは自分のメールが読まれるかどうかドキドキしながら待つだけです。
思い切り投稿を楽しみましょう。
最後に
ラジオのネタ投稿は中毒的な要素があります。
TBSラジオプロデューサーの宮嵜さんもこういうツイートをしています。
メールを送っていると、読まれない悔しさから我を忘れて自暴自棄になってしまったり、他者に対して攻撃的になってしまったりすることが多々あります。
’’読まれたらラッキー’’
くらいな感覚でメールを送るのがちょうど良いのかもしれません。
ああ、そういえばこんなん送ったな〜くらいの執着がちょうど良いと思います。
ネタは、メールを送るときには愛着を持たず、読まれたら愛着を持つように私はしています。
考えに考えてガチガチに時間をかけまくって書いたネタほど読まれず、パッと思いついて、それほど時間をかけなかったメールが読まれるということが往々にしてあります。
「なんでこのメールが読まれるんだ!オレのほうが面白いはずなのに!」
と思うのは愚の骨頂です。
あなたよりも、その読まれたメールの方が面白い、あるいは番組の趣向をくんでいたから読まれたのです。
頭を冷やして、セルフ1週間出禁にしましょう!
ブログタイトルを根本から否定しますが、メールを送ることに全く興味のない方は無理に送る必要はないと思います。
別にメールがよく読まれるから偉いとか、上とか下とか全くないです。
メールを送っていると、自分のメールが読まれるか気になってパーソナリティのフリートークや他の人のメールが頭に入ってこないという本末転倒な状況が度々あります。
もしかしたら、ラジオを一番楽しんでいるのはメールを送らないリスナーなのではないかなとも思います。
メールを送っていると、ここのトークはこう展開するだろうから、このメールを送ったらいいんじゃないか?
このコーナー、最近こうゆうのが採用される傾向にあるから少し修正して送ってみようかな・・・
とかもう聞いている間、頭がぐっちゃぐちゃです。
まぁそこまでしても中々読まれないんですけどね・・・
もしも、たまたまポーンと何か送ってみたいことが思いついてしまった。
そういったときに、この記事がお役に立てればと思います。